「ウィッグのヘアアレンジは自分でできる?」
「結婚式に似合うアップスタイルをウィッグでやりたい」
このように結婚式やパーティーなど、お呼ばれのシーンではドレスアップに似合うヘアアレンジを楽しみたいですよね。しかし、地毛のようにウィッグでも自由にヘアアレンジができるのか、気になるのではないでしょうか?
実はご自宅でも、簡単なウィッグのヘアアレンジが可能です。ただしウィッグの扱い方によっては、傷んだり形が崩れたりとトラブルの原因にもつながります。
そこでこの記事では、ヘアアレンジできるウィッグの種類や、実際のアレンジ方法をご紹介します。ウィッグのアレンジで、気になる疑問の答えもまとめているため参考にしてください。
ウィッグはヘアアレンジできる?できない?
ウィッグは、ご自身でも簡単なヘアアレンジを楽しめます。おしゃれなハーフアップやアップヘア、編み込みまで、地毛と同じようなヘアアレンジでいつもとは違ったスタイルを叶えられます。
たとえば、シンプルなハーフアップは表面の髪の毛をすくい、軽くまとめるだけで自分で手軽にできます。ただし、地毛のようにウィッグを扱えば、ヘアアレンジによって傷むこともあります。
ウィッグをヘアアレンジした結果、ネットが破れたりスタイルを固定するために使用したヘアワックスなどでその後装着できなくなることもあるため、取り扱いには十分注意しましょう。
ウィッグのヘアアレンジは、自分でできる?
ウィッグのヘアアレンジはある程度自分でできますが、アレンジしたウィッグを地毛のように見せるには工夫が必要です。
まずは、アレンジで起こりやすいウィッグのトラブルを知っておくことが大切です。
●ピンを差すときに、ウィッグのネットに穴を開けてしまった
●ウィッグの毛材に合わないスタイリング剤を使って毛材を傷めてしまった
●ヘアアレンジしたものの、生え際のネットが見えてしまう
●ヘアアレンジのためにウィッグを短く切った
地毛をヘアアレンジをするときと同じように、手の感覚だけでピンやヘアアクセサリーを刺すと、ウィッグのネットに穴が開いてしまうことがあります。
またバレッタなどバネが強いヘアアクセサリーも、ウィッグを傷つけたり、毛材に跡がついてとれなくなったりする原因になります。ヘアアクセサリーをとる際も、ウィッグの毛材が抜けるおそれがあるため気をつけましょう。
そして一般的なスタイリング剤は、ウィッグに使うと毛材を傷めることがあります。必ずウィッグ専用のスタイリングミストを使用しましょう。
注意したいのはウィッグは地毛ではないため、一度切ってしまうと伸びてこない点です。
ヘアアレンジのために切ってしまえば、元の形には戻りません。
このように自分でウィッグをアレンジしようとするとトラブルが起きるため、基本的にはプロに頼むことをおすすめします。
一般の美容室でウィッグのアレンジができる?
ウィッグの場合、ヘアアレンジを美容室にお願いする方法はおすすめできません。その理由は、地毛とウィッグの髪は生え方などが違うためです。
人の髪は、毛穴から1~2本生えていますが、ウィッグの場合は場所によって植毛されている数が違います。たとえば、自然な透け感を出すためにつむじは1本程度で、ボリュームを出したいサイドなどは3~5本と、ヘアスタイルを美しく見せるために地毛とは違った生え方をしています。
美容室では普段人間の髪をカットしています。その点ではプロと言えますが、ウィッグのカットやヘアアレンジについては、専門の知識や技術がないと上手く扱えません。
ですので、美容室でウィッグをカットすると必要以上にスカスカになったり、理想のヘアアレンジができなかったりすることがあります。
また、人毛だけに限らず、ウィッグは化学繊維(人工毛)を使った製品もあります。人毛とはちがい熱に弱い性質を持っており、ヘアアイロンやドライヤーを使ってしまうと毛材が痛んでしまうことも。このように、地毛とウィッグは基本的な構造が違うため、人の髪の毛をカットする美容師に依頼するのではなく、ウィッグ専門店にヘアアレンジを依頼すると安心です。
参考:【動画あり】ロングウィッグで!トレンドヘアアレンジ
参考:フルウィッグのアレンジ方法|簡単な例と自然な印象に仕上げるコツ
ヘアアレンジできるウィッグの選び方
すべてのウィッグが、ヘアアレンジに向いているとは限りません。どのようなウィッグが、アレンジしやすいのか長さや素材などの特徴を知っておきましょう。
ロング~ボブの長さのウィッグ
ウィッグは、ボブ以上の長さだとヘアアレンジしやすいです。ショートの場合、ハーフアップのために結ぶ長さが足りないほか、短い毛を持ち上げるため、ネットが見えてしまうことがあります。
特にこめかみ付近のサイドは、ヘアアレンジするとネットが見えやすく注意が必要です。ロングヘアなら少量のおくれ毛を残して自然に見せられます。ボブなどの短めのウィッグをアレンジするなら、ヘアバンドやピンなどを使って、生え際を持ち上げないナチュラルなアレンジにしましょう。
理想のヘアアレンジに合った毛材のウィッグを選ぶ
ウィッグのヘアアレンジは、耐熱素材を選ばないとアイロンやドライヤーの熱によって傷んでしまう場合があります。
人毛100%のウィッグは熱に強く、アイロンなどを使って自分で巻くことができます。ただし、人間の髪のようにスタイリング剤を使用しないとヘアスタイルをキープできない場合があるので、ウィッグ用のスタイリング剤を使用するのがおすすめです。
化学繊維(人工毛)のウィッグでアレンジを楽しみたい場合は、ウィッグ専門店でお願いするとよいでしょう。ウィッグ専用の低温アイロンを使用し、毛材を傷めずにスタイリングすることができます。
サイズ調整が細かくできるウィッグ
ウィッグは素材やカラーなど、品質もさまざまあります。低品質なウィッグだと自然さに欠け、いかにもウィッグとわかる見た目になりがちです。
ウィッグはつけている間のフィット感もとても大切です。サイズが合っていないと、少しの動作でズレたり頭が全体的に大きく見えたりと、見栄えにも影響してしまいます。また、行事やイベントは長時間ウィッグをとれない状況になりがちです。ウィッグのサイズが合っていないと、締め付けが強すぎて頭痛がしたりと、身体の不快感や体調にも影響します。一人ひとりのサイズに微調整しでき、フィット感のあるつけ心地にもこだわりましょう。
不器用でもできる!若見えウィッグヘアアレンジ2選
せっかくヘアアレンジをするなら、顔まわりが明るく若見えするスタイルにしたいものです。
ここでは、ヘアアレンジに慣れていない人でも手軽にできる、ウィッグのおすすめヘアアレンジを紹介します。
ハーフアップ
ロングのカールスタイルをハーフアップにして、後頭部からサイドにボリュームを出したヘアアレンジ。巻き髪を結ぶだけの簡単スタイルで、生え際やネットも隠れやすくヘアゴムがあればどこでもアレンジできます。
普段のお出かけシーンはもちろん、結婚式やパーティーに最適な品の良いスタイルが叶います。急な用事でも短時間でできるので、ご自身ではじめてウィッグのヘアアレンジに挑戦したい人にもおすすめです。
お団子三つ編みアレンジ
動画はこちら:https://ladys.svenson.co.jp/massel/summer-arrangement/
耳の上の髪をとり大きなお団子を作ったあとに、残りの髪を三つ編みにするだけの簡単アレンジです。きっちりとお団子にするのではなく、三つ編みを少しほぐすとトレンド感のあるふんわりとした仕上がりになります。
結婚式や和装など、フォーマルな印象にしたいときは三つ編みをほぐさずに、きれいにまとめるスタイルがおすすめです。三つ編みをお団子に巻き付けるときは、ウィッグのネットにヘアピンが刺さらないよう気をつけましょう。
自分でウィッグヘアアレンジする時のQ&A
自分でウィッグのヘアアレンジをしたいときには、ウィッグを傷めないように気をつけましょう。よくウィッグのヘアアレンジでご相談いただく内容を紹介します。
Q. 市販のヘアワックスやスタイルキープスプレーは使って良い?
市販のヘアワックスやスタイルキープスプレーは、ウィッグに使わないようにしましょう。市販品はあくまで人の髪の毛に使うために作られており、ウィッグとは素材や性質が違います。ウィッグに使うと、きれいに落とせなかったり毛材が傷む原因になります。ウィッグのヘアアレンジには、ウィッグ専用のヘアスプレーなどを使いましょう。
Q. アイロンなどで巻いていい?
化学繊維(人工毛)は、ヘアアイロンの高温によって傷んでしまうため、ご自身で巻くことは控えましょう。耐熱ファイバーの場合は、低温のアイロンで巻くことができます。ウィッグを巻き髪にしたい場合はレディス スヴェンソンのサロンで、ウィッグのプロにアレンジを依頼することをおすすめします。
レディス スヴェンソンのサロンでは、一般的な美容室のようなヘアアレンジができ、結婚式やパーティーなどの特別なシーンに、華やかなスタイルを楽しめます。
Q. ヘアピンを使うときはどこに注意したらいい?
ヘアピンを使うときには、ウィッグのネットを傷つけないよう注意しましょう。ネットを貫通しないように、ウィッグの毛材同士を固定するイメージでヘアアレンジしてください。
ただし、ヘアピンのつけ方によっては、ネットや生え際が見えてしまうことがあります。スタイリングの仕上げには、必ずサイドや後ろの状態を確認しておきましょう。
ウィッグをもっと楽しく!スヴェンソンのヘアアレンジ
ウィッグのヘアアレンジなら、レディス スヴェンソンのウィッグがおすすめです。おしゃれなウィッグはまるで服を選ぶように、イベントの特別な装いに頼れるファッションアイテムになります。
レディス スヴェンソンのヘアアレンジがおすすめである、3つの理由をご紹介します。
自分ではできない美しいアップスタイルが叶う
レディス スヴェンソンのファッションウィッグなら、ドレス向けのアップスタイルはもちろん、和服にも映える美しいヘアアレンジや、普段のおでかけに少し印象を変えるアレンジスタイルなど、さまざまなヘアアレンジを楽しめます。
レディス スヴェンソンサロンのウィッグスタイリストによるアレンジなら、「こんな印象のヘアアレンジをしたい」といった相談も思いのまま。似合うアクセントカラーやヘアアレンジも相談できるため、シーンに合わせた華やかなスタイルをご希望の方や、若見えしたいといったご要望もお任せください。
カットやカールでヘアスタイルを変える
普段はストレートのロングウィッグをつけている人でも、アイロンで巻き髪を作り、印象を華やかにすることができます。また「普段のスタイルに飽きてしまった」という場合は、ウィッグをカットし別のヘアスタイルにすることも可能です。たとえば、ロングウィッグをご使用の方なら、ボブくらいの長さまで切って、また新たなスタイルを楽しむことができます。
ジュエリーカラーで好きなヘアカラーを楽しむ
レディス スヴェンソンでは、手持ちのウィッグに好きなカラーをプラスできる「ジュエリーカラー」があります。
ジュエリーカラーはエクステのように、ウィッグにつけてカラーを楽しむアイテムです。つける位置やカラー毛材の量によってメッシュやインナーカラーのようなヘアアレンジを楽しめるアイテム。最高級ランクの毛材を使用したカラーエクステでお手持ちのウィッグに馴染みます。
ジュエリーカラーは取り外しできるため、結婚式などの華やかなシーンでのみ使うといった方法もあります。
地毛にヘアカラーをすると退色の心配がありますが、ジュエリーカラーはずっと発色の良い見た目のまま。手軽につけ外しできるため、その日のドレスや着物など、ファッションに合ったヘアアレンジで、髪を自由に彩れます。
参考:おしゃれの秋!ぐんと差がつくウィッグアイテム、新登場!
ウィッグのヘアアレンジ、相談はスヴェンソンへ
この記事でもご紹介した通り、ウィッグのヘアアレンジはご自身でもできますが、ウィッグを傷めたり思い通りのスタイルを作れなかったりすることもあります。
レディス スヴェンソンは一人ひとりの希望や髪色、頭の形に合わせられる高品質なウィッグがあります。
また、全国にあるサロンでウィッグ専門の美容師によるヘアアレンジができるため、パーティーの巻き髪スタイル、和装に似合う上品なアップスタイルも叶えられます。
また、ウィッグの一部だけ色を自由に変えられる、ジュエリーカラーなど独自のサービスもあるため、よりファッションや好みに合わせたヘアアレンジも可能。ヘアアレンジでさまざまなスタイルを楽しめるウィッグをお探しの方、ウィッグのヘアアレンジでお悩みの方は、相談してみてはいかがでしょうか?