「お気に入りのウィッグ、せっかくなら綺麗な状態で持ち運びたいけれど、どうすればいいか分からない…」そんなお悩みはありませんか?ウィッグの持ち運びは、スタイルの崩れや絡まりなど、気を遣うポイントがたくさんあります。
この記事では、ウィッグの髪の長さ別の持ち運び方から、あると便利なスヴェンソンのケアグッズまで、ウィッグの持ち運びに関するあらゆる情報を網羅。この記事を読んで、ウィッグとのお出かけを楽しみましょう!
ウィッグを持ち運ぶ前に知っておきたい注意点

ウィッグをせっかく持ち運ぶなら、できるだけ良い状態をキープしたいですよね。
そこで、持ち運びの際にとくに注意してほしいポイントを3つご紹介します。
ウィッグを持ち運ぶときの注意点1 布製の袋+プラスチックなどのケースに入れる
ウィッグを入れるケースは、前提として静電気が発生しやすい素材を避けるのが賢明です。
持ち運ぶときの揺れでケースと毛材がこすれ、静電気が発生しウィッグの絡まりや傷みの原因になります。
不織布などの通気性のよい布製の袋に入れたあと、潰れないようにプラスチック製などの硬く潰れにくいケースに入れましょう。ウィッグを優しく包み込み、型崩れをできるだけ防ぎながら持ち運ぶことができます。
ウィッグを持ち運ぶときの注意点2 ほかの荷物を重ねない
ウィッグをぎゅうぎゅうに詰め込むと 型崩れの原因になります。
とくにトップのボリュームや全体のシルエットは、一度崩れると自分で元に戻すのは至難のワザ。ウィッグを持ち運ぶ際は、できるだけ平らな状態を保ち、他の荷物と重ねないようにしましょう。
持ち運びの際はほかの荷物を重ねないよう注意し、できるだけ荷造りの最後に荷物に入れ、到着したらすぐに取り出すように心がけましょう。
ウィッグを持ち運ぶときの注意点3 荷造りの最後に入れて、最初に取り出す
ウィッグを長時間平らなケースに入れっぱなしにするのも避け、取り出したあとはウィッグスタンドなどにかけておきましょう。
また、湿気の多い場所での保管は、カビや臭いの原因になるので、すぐに使用しない場合は、風通しの良い場所で保管しましょう。
これらの注意点に気をつけウィッグを持ち運ぶと、お出かけ先でもウィッグを美しい状態で使うことができます。次のセクションでは、ウィッグの長さ(レングス)別の持ち運びのコツを解説します。
長さ別!ウィッグの持ち運び方 徹底解説

ウィッグの長さやスタイルによって、持ち運び方は異なります。
ここでは、ショート・ボブ、ロング、ボリュームのあるウィッグ、それぞれの最適な持ち運び方を解説します。
持ち運ぶウィッグがショート&ボブスタイルの場合
ショートやボブスタイルのウィッグは、比較的絡まりにくいため、コンパクトに収納することを意識しましょう。小さめの布製ケースや、100円ショップで手に入る書類ケースなどが便利です。
ショートやボブスタイルのウィッグを収納するときは、まず全体を軽くブラッシングしてホコリや絡まりを取り除きます。ウィッグを裏返しにしてキャップ部分が表側にくるようにし、ネットをかぶせてやさしくコンパクトにまとめます。
丸めた紙や梱包用のクッション材で詰め物をして、持ち運び中にウィッグが動かないように、ケース内で固定するとより安心です。
持ち運ぶウィッグがロングスタイルの場合
ロングスタイルのウィッグは、何よりも絡まりを防ぐことが重要です。
収納前も必ずブラッシングし、ヘアクリップなどで長い毛を軽くまとめて収納しましょう。
ロングスタイルのウィッグを収納するときは、丁寧にブラッシングして、絡まりを取り除きます。ウィッグの毛材が広がらないようにネットを被せ、毛先が折れ曲がらないように大きめの布製の袋にいれたあと、プラスチックなどの硬さのあるケースに入れましょう。
また、ロングウィッグの持ち運びの際はウィッグ専用の静電気防止スプレーも一緒に用意すると安心です。
持ち運ぶウィッグがボリュームのあるウィッグの場合
ボリュームのあるウィッグは、型崩れしやすいのが難点です。
ウィッグスタンドを使用して持ち運ぶのが理想的ですが、荷物が大きくなり移動が大変になる可能性も。ウィッグスタンドが難しい場合は、ウィッグの内側に詰め物をして型崩れを防止しましょう。
ボリュームのあるウィッグを収納するときは、軽くブラッシングしてホコリや絡まりを取り除きます。ウィッグのなかに、型崩れ防止のために薄紙やタオルなどを詰めてからウィッグネットを被せます。ウィッグが圧迫されないように、ゆったりとしたスペースを確保しましょう。
ウィッグの長さによって、気をつけるポイントは変わってきます。次のセクションでは、ウィッグを持ち運びのトラブルから守るグッズをご紹介します。
ウィッグの持ち運びを快適にする!おすすめ便利グッズ3選
せっかくお気に入りのウィッグを持ち運ぶなら、できるだけきれいな状態をキープしたいですよね。
そこで、ウィッグの持ち運びを快適にする、スヴェンソンおすすめの便利グッズを3つご紹介します。これらのアイテムがあれば、外出先でもウィッグのコンディションを気にせず、いつでもおしゃれを楽しめますよ。
持ち運びの臭いが気になる時に!フラウ フレッシュヴェール

ウィッグを長時間着用したり、湿気の多い場所に保管すると、臭いが気になることがあります。
そんな時に活躍するのが、フラウ フレッシュヴェールです。消臭・除菌効果のあるスプレーで、気になるニオイを元からシャットアウト。シュッとひと吹きするだけで、爽やかな香りが広がります。持ち運びにも便利なコンパクトサイズなので、外出先でも手軽にケアできます。
持ち運び時の静電気防止に!フラウ ルーセントスプレー

ウィッグのパサつきや静電気は、見た目の印象を大きく左右します。
そこで、フラウ ルーセントスプレーの出番です。ウィッグに潤いを与え、自然なツヤを引き出すとともに、静電気の発生を抑えます。ブラッシング前にスプレーすれば、絡まりを防ぎ、サラサラの状態をキープ。衣服などで擦れやすいえりあし部分の乾燥対策にもおすすめです。
持ち運びによる型崩れ防止に!ウィッグ保管スタンド

ウィッグの型崩れを防ぐ一番の方法は、何と言ってもウィッグスタンドにかけた状態で持ち運ぶこと。
とくに、ボリュームのあるウィッグや、繊細なスタイルのウィッグは、型崩れしやすいのでウィッグスタンドを用意しましょう。ウィッグをスタンドにセットしてケースに入れることでスタイルの崩れを防ぎ、きれいな状態をキープできます。プラスチックの組み立て式のスタンドなので、コンパクトに折りたたむことができるうえに軽く、持ち運びにも便利です。
ウィッグを持ち運ぶ際は、ケアグッズも一緒に持参しましょう。スプレーなどは小さなケースに詰め替えて持ち歩くと、ウィッグを楽しむ際の強い味方になります。
ウィッグを持ち運ぶときのQ&A

Q1. ウィッグのスタイルを崩れにくくするコツは?
持ち運ぶ際は、ウィッグのスタイルが崩れないか心配ですよね。
とくにセット済みのウィッグは、スタイルの崩れが気になります。スタイルを崩れにくくするコツは、以下の3点です。
・ウィッグネットを使用する
ウィッグを収納する前にネットで包むことで、摩擦を減らしスタイル崩れを防止します。ウィッグのなかに薄紙やエアパッキンなどを詰め、スタイルが潰れないように工夫するのも効果的です。
・型崩れ防止スプレーを使用する
持ち運び前に、ウィッグ全体に型崩れ防止スプレーを軽く吹き付けることで、スタイルをキープしやすくなります。
・適切なケースに入れる
柔らかい布製のケースを選び、ウィッグがケースのなかで動かないように、やさしく固定しましょう。
これらの対策を行うことでウィッグのスタイルをキープでき、お出かけ先でも美しい状態のウィッグをつけることができます。
Q2 ウィッグスタンドは絶対に必要?代用できるものは?
ウィッグスタンドは、ウィッグの美しいスタイルをキープする重要なアイテムですが、必ずしも必要というわけではありません。代用品としては、以下のようなものが考えられます。
・丸めたタオル
ウィッグの形に合わせて丸めたタオルを詰めれば、簡易的なスタンドとして使用できます。
・空き箱
ウィッグの大きさに合わせた空き箱に詰め物をして固定すれば、スタンドの代わりになり型崩れを防ぐことができます。
・ペットボトル
ペットボトルの上部をカットし、逆さにしてウィッグを被せれば、簡易スタンドとして使用できます。
ただし、これらの代用品はウィッグスタンドほどの安定性や通気性はありません。長期間保管する場合は、ウィッグスタンドの使用をおすすめします。
Q3 ウィッグを運んだらクセがついた…どうすれば直る?
ウィッグにクセがついてしまった場合、以下の方法で直すことができます。
まず、ウィッグ専用のブラシ、または目の粗いブラシでクセががついた部分をとかします。
次に、スチームアイロンやお風呂場の蒸気などを利用して、ウィッグ全体に蒸気を当てましょう。ウィッグに使われている毛材によっては熱に弱いタイプもあるので、高温過ぎないように注意しましょう。
蒸気を当てたあと、手でやさしくクセを伸ばします。
手で整えても直らない場合は、スタイリング剤を少量なじませ、スタイリングします。
これらの方法で改善しない場合は、ウィッグ専用のシャンプーで洗うのも効果的です。ウィッグを持ち運ぶ際は、トラベル用のケースにいれてシャンプーを少量いれて持ち運ぶと安心です。
Q4 ウィッグのボリュームが潰れてしまった…復活させる方法は?
持ち運んだ際にウィッグのボリュームがなくなったと感じたら、以下の方法を試してみてください。
根元から丁寧にブラッシングし、ボリュームを出したい部分の根元に、軽く逆毛を立てます。逆毛を立てた部分にドライヤーでやさしく温風を当て、ボリューム感がでてきたら冷風を当てて固定します。
ウィッグ専用のスタイリング剤を使用し、ふんわりと仕上げます。
また、経年劣化によりウィッグの毛が痩せてしまっている場合はウィッグ専用のトリートメントでケアすることで、ボリュームが復活することがあります。
ウィッグを上手に持ち運んで、お出かけ先でもおしゃれを楽しもう!
今回は、ウィッグを綺麗に持ち運ぶための方法を詳しく解説しました。
ウィッグの持ち運びは、事前の準備と適切なグッズを用意することで、格段に快適になります。とくに、布製ケースの使用、丁寧な収納、そして髪の長さごとの収納のコツを心がけることが重要です。
ショート・ボブスタイルはコンパクトに、ロングスタイルは絡まらないように、ボリュームのあるウィッグは型崩れに注意して持ち運びましょう。
ご紹介したレディス スヴェンソンのウィッグケア製品、フラウ フレッシュヴェール、フラウ ルーセントスプレー、ウィッグ保管スタンドなどの便利グッズを活用すれば、ウィッグの状態をより美しく保つことができます。
ウィッグを上手に持ち運んで、お出かけを楽しみましょう!